こないだブログにかいたウォーレスの人魚を読み終わった!超〜面白かった。ノンフィクションみたいなフィクションで、今まで読んだことのないタイプの小説だった。岩井俊二すごい!いまは面白かった部分気になった部分をもっかい繰り返して読んでる。
人魚が主なテーマなんだけど、ヤマシタトモコツイッターでふとこの本についてツイートしてなかったら多分読むことはなかったテーマだったと思う。タイトルも表紙も特に派手だったり目を惹くものじゃなかったし、(私には)
本って本当に沢山あるから自分にはどれが合ってるのか、どれが読みたいのかが本屋をぐるぐるしてると分からなくなる。し、迷ったすえ買ったが失敗だったときの凹みも大きい。だからいつも同じ作家や同じジャンルのものを買いがちになっちゃう。てか今までそれしかやってこなかった。でも今回のことでもっと自分が思ってもみなかった方向へ読書の幅を広げていこうと思いました。失敗してもいいから全然普段読まないのに手つけていきたい。

それで、今日読んだのがこの「弱いつながり」

弱いつながり 検索ワードを探す旅

弱いつながり 検索ワードを探す旅

同じ東浩紀の「動物化するポストモダン」という本を舞城王太郎を勧めてくれた人からさらに勧められて、読もうかな〜って思ってるときに見つけたやつ。で、気になったからこっちから読んでみた。これもかなり面白かった。グーグルって何回か検索してると自分に合ったページを紹介してくれるじゃないですか。あれが出来ちゃうのって、結局環境によって自動的に出来た自分に自ら沿っていってるってだけで、それってなんかイヤだよね。それで、グーグルが予測できない検索ワードを見つけようってのが本の主なテーマ。友達や家族っていう「強いつながり」の中じゃなくて、偶然出会った人やモノみたいな「弱いつながり」こそが、その検索ワードを見つけるためのポイントで、まあてっとりばやく言えば旅に出てみようってことだった。確かにネットでいまは何でも検索できるから知りたいことは何でも知れちゃう。でも、検索したこと以上のことには辿りつけなかったりするし、自分が何の情報を求めているかをわかったうえでそれに適した検索ワードを持っていなければ得られる情報って思ってたより多くなかったりもする。検索するって実はすごく能力がいる難しい行為。旅行先のことを何時間もネットで調べているより、実際に行ってみて、そこで気になったことや思いついたことをグーグルで検索したほうが得られるものが多いってのは本当に納得した。家の中では思いつきもしなかった検索ワードを見つけることができるから。
ネットの中と外の両方をうまく活用していくことは、これから先生きていくうえですごく重要だと思う。もうネットの中の自分もリアルの自分も現代ではどっちもれっきとした自分だから。面白かったです。
つぎは動物化する〜のほうを読んでみようと思います。

今日は読書の日でした。
てかまじで金ないからこれからは極力図書館で本は借りる!本買うのって金使う内にはいんね〜とか思ってたけどハードカバーになると話はちげえ    アプリで調べたら読みたいのアレもコレも全部図書館にあった、通う

つかれたからおわり
つかれた、、