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さきほど念願の「6才のボクが、大人になるまで(boyhood)」を観にいってきた。これ企画からしてすごいし、それを上映できるまでに完成させたこともすごいし、しかも内容もすごい良くって、奇跡みたいな映画でした。
6才の男の子が18歳になるまでの12年間のお話なんだけど、実際同じキャストで12年間毎年数日ずつ撮影してるんだよ。男の子はもちろん周りの姉や親も歳をとっていって、なんだか観終わったあと自分も12年過ごしたような、なんか老けたような気分になった。そんで、自分の子供の頃を振り返った。人生で一番時間が長く感じた時期も、振り返ればあっという間だったなあ。
ほんとにどこにでもいる一人の男の子の人生の一部うつしただけだったけど、三時間退屈しなかった。つまり人の人生って見つめるとみんな何かしらあって、それがつまんなかったり何もなかったりすることなんて誰一人ないんだなって思った。ただそれを知ってる人がいないだけで。伝え方さえあれば。
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↑右が6才のメイソン(邦題でいうボク)。左が12年後、18歳になったメイソン(映画だと一年ずつの変化だからあんま分かんなかったけど、こーやって並べると面白い!てかヘイデンクリステンセンに似てる!)

あと、わたし父親役のイーサンホークがすごく好きなんです。役もよかったし。彼みたいな父親が理想!ビフォアシリーズを観返したくなった。
ビフォアといい、6才の〜といい、リチャードリンクレイターの取り上げる「時間」と「会話」の扱い方がめちゃくちゃ好き。
今まで感じることのなかった一種の「体験」だった。なんかすごい体験しちゃったな〜って。映画館で観れてよかった〜!自分と関係のない、自分を介さない誰かの人生のお話に浸ってるのが好きだから、わたしは映画が好きだ〜今年もたくさんみるぞ!

映画が観れたので今日は良い日だったな

あと今日内定もらった!勤務地は名古屋です。愛知のひと、近い人、遊ぼう!

おわり